2021.01.21
北海道ワイン ケルナー×鱈 日本ワインペアリング
<ソムリエ&酒ディプロマの和食店店主の和食と日本ワインペアリング考察>
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去年、JSA認定ソムリエ&SAKEDIPROMAの試験に合格しました。ワイン、日本酒大好きが功を奏しました。まだまだ勉強中ですが、お客様に食事を楽しんで頂けるようなドリンクの提案を心がけます。
勝手に日本ワイン応援&自分の備忘録と表現の訓練も兼ねて、お店で提供しているメニューや、和食の家庭料理と日本ワインのペアリング考察をしていきたいと思います。
初回は北海道産真鱈の蕪蒸しと北海道ワインのケルナー2019です。
蕪蒸しは、すりおろしたカブに卵白や葛粉を加えた物と一緒に魚介を蒸しあげる冬の定番料理です。今回は今が旬の北海道産真鱈を合わせ、刻んだ三つ葉をいれた出汁の餡をかけ、柚子をふってます。
合わせるワインは北海道ワインのケルナー。ドイツ系品種のケルナーは冷涼な気候の北海道で栽培に適しています。清涼感のある香りやみずみずしい酸が特徴のフレッシュ&フルーティなワインです。
◎ペアリング考察
こちらのワインはソーヴィニヨンを思わせる爽やかな青い香りが主体のシンプル、フレッシュ感を楽しむワインです。爽やかな酸とほんのり苦味が全体を引き締めます。北海道産真鱈の蕪蒸しと合わせます。ゆずの爽やかな香りがワインの柑橘の香りと、また、フレッシュな香りが刻んだ三つ葉とも調和します。北海道のワインに北海道のタラとの相性も抜群です。
家だと蕪蒸しは少し手間がかかるので、タラちり鍋を柚子ポン酢で、なんかとも相性抜群だと思います!合わせたワインも比較的手に入りやすいのでおすすめです!
週一のペースでの更新を目標に、一年間やっていきたいと思います!