2021.02.04
ドメーヌソガ ノマンデシ×蟹 日本ワインペアリング
<ソムリエ&酒ディプロマの和食店店主の和食と日本ワインペアリング考察日記>-3
週一更新日本ワイン応援企画
今週の和食と日本ワインのペアリングは、ズワイガニの子持ちの雌、セイコガニと小布施ワイナリー、ドメイヌソガ飲マンデシ白2019です。
小布施ワイナリーはウスケボーイズでも有名なオーナーさんの長野県のワイナリー、飲マンデシ2019は日本ではまだ数少ないソーヴィニヨンブラン主体のワインです。合わせる料理は冬に美味しいズワイガニ、限られた時期にしか食べれないセイコガニの酢の物です。
◎ペアリング考察
こちらのワインは柑橘系の香り感じるフレッシュなワインです。ソーヴィニヨンブラン8割プティマンサン2割くらいのブレンドで、フランスのロワールワインを思わせるミネラル感たっぷりの味わいです。
セイコガニの酢の物と合わせます。蟹の風味と柑橘系の香りが心地よい風味を醸します。内子の旨みとワインのミネラル感が、外子のプチプチした食感と、しっかりとした酸のあるワインのフレッシュ感が絶妙なハーモニーを奏でます!
酸が豊富なので、焼き魚に酢橘を合わせるように、シンプルにさんまの塩焼きなんかとも合いそうです!
飲マンデシ2019は、品種はソーヴィニヨンブラン主体ですが、どことなく甲州ワインらしらのある、日本ワインの個性を感じるワインです!