2016.08.24
処暑 綿柎開く
本日より処暑です。暑さが少しやわらぐ頃のようです。朝晩は肌寒い日もあり、秋の気配を感じます。
写真の貝はニナ貝という貝です。瀬戸内から仕入れました。とても小さな貝ですが旨みの詰まったおいしい貝です。煮つけてから爪楊枝で身を取り出し食べます。肝ごと身ごと食べれます。磯の風味、肝の苦みがなんともお酒に合います。夜の八寸でお出ししています。
下の写真は県内産の丸茄子と瀬戸内のハモのから揚げの鬼おろしあんかけです。丸茄子の中をくりぬいて器代わりにし、かわいらしく盛り付けております。もちろん器(茄子)も食べれます。夜のおまかせでお出ししています。
まだまだ日中は暑いですが、暦の上では秋です。食材も夏から秋の物へと変わりつつあります。旬、走り、名残りの食材を意識し、お客様に季節の移ろいを感じていただけるような料理を提供してまいります。